• 「副将軍」のShuShu
    明利(あかり)
    副将軍
    明利酒類
    • ◆出身:茨城県水戸市
    • ◆年齢:160歳前後
    • ◆身長:165cm
    • ◆好きな食べ物:特になし
  • 副将軍
    明利酒類
    • <酒 質>
      辛口
    • <原料米>
      (茨城県産) 五百万石、美山錦
    • <精米歩合>
      50%
    • <アルコール度>
      15度
    • <日本酒度>
      +4
    • <酸 度>
      1.3
    • <備 考>
      使用酵母 M310酵母(吟醸香のカプロン酸エチルをよく出し、酸を造ることが少ない)
茨城県
明利(あかり)

あちらこちらで騒ぎがあれば、「彼女がいる」と囁かれる『明利(あかり)』。好奇心旺盛、運動神経も抜群。イタズラの仕掛けも奇抜で、周りのShuShuもほとほとに手を焼くほど。派手な出で立ち、お気に入りの飛鳥杖を振り回すヤンチャ振りに彼女を遠巻きに見ているShuShuは少なくなかったが、遊びのアイディアも豊富な彼女に憧れる者も。時には人の振りして姿を現し、泳いで川渡りを、また街中に落書きをして走り回るなど、かの有名な「徳川光圀」を彷彿とさせる傾奇者である。
時を経て、そんな奔放だった明利に転機が訪れたのは、ある博士との出会いだった。酒造技術を熱心に研究し、多くの杜氏に力を貸す博士の姿を見て、心打たれた彼女。そもそも頭脳明晰なため、博士が熱心になればなるほど明利も夢中になり、酵母を造るのにも飛鳥杖で香気を加えるなど、ついにこの蔵元に宿ることに。ただし、元来の性格は相も変わらず健在で、杜氏にイタズラを仕掛けたり、蔵で走り回ったりとヤンチャ振りは未だ健在。その行動は蔵元への愛情の証。今の時も皆の笑い声が響いている。

副将軍

明利酒類が誇るM310酵母(自社開発酵母)が造りだす清々しい吟醸香と、キレのある呑み口が特徴。冷や、常温で。人肌くらいのお燗も香りが立って美味しい。

明利酒類株式会社

江戸末期の安政年間に、水戸の現在地で創業した。昭和25年に株式会社として法人成りし現在に至っている。
製品は、淡麗辛口として知られる清酒のほか、甲類および乙類の焼酎、梅酒などのリキュール類、醸造技術を生かした発酵調味料など。ウォッカも製造しているが、ウォッカを製造しているのは、国内では2社のみ。
「清酒副将軍」、「百年梅酒」は、国内外で数々の賞を受賞している。平成23年(2011年)に品質管理に関する国際規格ISO9001の認証を取得、以後これを維持している。これは、酒類メーカーでは珍しいこと。

作家
美樹本晴彦(みきもとはるひこ)先生
Coming Soon...
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