時は江戸中期。美しき女性たちに囲まれ、ふらりと盛り場に現れる『藤丸』。歩くときには女性たちを優雅に守り、いつも笑顔をたやさず彼女たちの話に耳を傾ける。ShuShuの間ではその姿も心も絶世の「色男」と嫉妬される。本人は男女の別け隔てなく、「女性」を特別扱いすることなく真摯に向き合っているだけだが、何故か過度に好意を持たれてしまう事が多い。そんな藤丸は「平安貴族の生まれ変わり」と、一部の文献には記されている。
『宵宵にかたわれ月の君が影おぼろげにやは逢わむとぞ思ふ』とは詠み人知らずの和歌。現代風に訳すと、『毎晩、月に貴女の面影を。逢いたいと心から願っている』との意味がある。実は藤丸が詠み人であることを知る者は少ない。人からShuShuへ、彼がこの世に生まれ変わった理由は定かではないが、平安時代に契りを交わした女性の、生まれ変わりを探すためではないかと噂されている。
現代。藤丸が宿るのは詩情豊かにたたずむ飛騨古川の酒蔵。「真っ直ぐに醸す、心や人間性の酒造り」。蔵の想いは、まさに藤丸の心と同じ。伝統と手造りを重んじ、直に感じる香りや手触りを酒へと醸し出す杜氏たちを、自らが宿る「色おとこ」を片手に、静かに見守っている。
あるホストクラブの現役ナンバーワンホストから「渡辺さん、うちの店には最高のシャンパン、最高のカクテルがある。でも最高の日本酒がない。最高の日本酒ってどれですか? 女性を酔わす最高にキレイな日本酒を作ってください」と言われたのがキッカケで開発したホストクラブ御用達の限定酒です。
ちなみにクラブでオーダーしますと、目玉が飛び出すような(笑)びっくりするお値段ですから、ぜひおうちでご主人をホスト役にグラスを傾けつつ、ラグジュアリーなひとときをお楽しみください。今夜はご自宅でホストごっこ!!「私、あまりお酒飲めないの・・・」という女性でも、フルーティーな香りと甘さに酔いしれることでしょう。
日本で一番、笑顔と感謝に溢れる蔵・日本酒文化の本道。めざせ感動の酒!酒蔵メーカーとしては奇抜ともいえる異色のインパクトを放つ。
岐阜県飛騨古川で147年の歴史をもち、白壁土蔵の酒蔵は国の重要文化財に指定されている。ド派手なチラシとホームページは驚きと笑いに満ち、飲む人の「おいしそう」を語る。見た目の印象とは異なり、酒質は超高レベル。地元飛騨産の酒造好適米「飛騨ほまれ」を贅沢に使用、自社精米、吟醸造りを主とする。伝統も守りながらも、時代の最先端を突き進む「宇宙戦艦ヤマトのような蔵元」である。
また、年に一回の蔵まつりなど、芸能事務所とコラボレーションしたイベントの企画・運営もしており、毎年全国からお客様が2日で1万人やってくるイベントも開催している。近年では欧米や台湾、香港などへ積極的に販路を広げる海外戦略にも注力をしており、アメリカ人蔵人であるコディがSAKE PARTYをアレンジするなど、日本酒の魅力を世界の多方向に伝えている。